東京の就労移行支援おすすめランキング・ベスト5
就労移行支援事業所は、現在、東京都だけでも300以上の事業所が存在します。
選択肢が多いともいえるのですが、利用を検討する方にとって数多ある事業所から自分に合ったところを選ぶのは、なかなか難しいことだと思います。
「自分に適したところはどこなのか」「どこなら就職できるのか」とモンモンとするかもしれませんね (;^_^A
自分に合った事業所を選ぶには、体験を利用して、雰囲気やどんなスタッフがいるか、プログラムはどんなものかを確認してから選ぶのが一番なのですが、先ほど言ったように東京都の事業所数は300以上あり、1つ1つ体験して回ることは、現実的ではありません。
ですが事業所の数が1〜5程度ならどうでしょうか?
十分可能な範囲だと思います。ですがその1〜5をどう選んだらいいのか、疑問に思ったかと思います。
5つ選ぶのも大変ですもんね~。。
そこで本記事では、東京都の就労移行支援事業所の中から厳選した、おすすめの事業所をランキング形式で紹介したいと思います。是非、この記事を事業所を選ぶ参考にしてくださいね!
1.ウェルビー
⇒全国114センター 就職者実績 累計7,664名 昼食提供あり!!
2.ミラトレ
⇒障害者向け就職支援サービス『dodaチャレンジ』と連携! 就職率85%(全国平均が53%)
3.ココルポート
⇒2023年762名(2024年10月現在) 累計4,380名 定着率90%!
ランキングの基準
ランキングの基準は以下の通りです。
就職実績
私たちが事業所を紹介する上で重要なポイントと考えているのは『就職実績』です。
就職実績が多い事業所は、利用者に対して適切な支援を行っている可能性が高く、その結果として多くの就職者を出すことに成功しています。
逆に就職実績が少ない事業所は、適切なサポートを行わない、人材が足りない、プログラムが充実していないなどの可能性が考えられます。
チェックするポイントは年間に10名以上の就職者を出している事業所です!
定着率
就職実績と同じく定着率もとても重要です。
継続して働くためには、就職後のサポートはもちろん、就職前に働き続けるためのスキルをしっかり身につける必要があります。定着率の高さは就職後を見据えた支援を行っていることを示しているわけです。
長く働けているということは、自分の適性を見極めた就職活動が出来ている証拠ですね!
プログラムの種類・内容
プログラムの種類や内容は事業所を選ぶうえで重要な要素になります。
種類が豊富であれば、単に自分が興味のある分野だけでなく、これまで関わってこなかった分野のスキルを習得することもできます。特定の分野だけでなく、様々なスキルを習得することは、就職において選択肢を広げることにつながります。
また、プログラムの内容の質が低い場合、スキルの習得に時間がかかってしまったり、役に立たなかったりします。
就労移行支援を受けられる期間は限られています(原則2年)。ですので、質の高いプログラムでしっかりと必要なスキルを身につけるほうが、限られた時間を有効活用できます。
交通費の支給・昼食はあるか?
通所にかかる交通費や昼食代は基本的に自己負担となり、毎日通所する場合はその分経済的な負担が大きくなります。
例えば、交通費が往復400円、昼食代が600円、週に5日通所する場合、交通費が月に8,000円前後、昼食代が月に12,000円前後の出費になります。
なかなかの負担になりますが、事業所によっては交通費を支給したり、昼食の提供を行っているところもあります。交通費や昼食の支援は、経済的な負担を減らせるため、事業所を選ぶうえで重要なポイントになります。
なお、東京都は身体障害や知的障害、精神障害を抱えている方などに都営交通で使用できる無料券(都営交通無料乗車券、都営交通乗車証)を発行しており、都営交通でアクセスできる事業所なら交通費はかかりません。
1.ウェルビー
⇒全国114センター 就職者実績 累計7,664名 昼食提供あり!!
2.ミラトレ
⇒障害者向け就職支援サービス『dodaチャレンジ』と連携! 就職率85%(全国平均が53%)
3.ココルポート
⇒2023年762名(2024年10月現在) 累計4,380名 定着率90%!
東京都の就労移行支援事業所おすすめランキング
1位 ウェルビー
1番は『ウェルビー』を紹介したいと思います。
『ウェルビー』は全国に114か所の事業所を展開している大手の事業所です。
東京都内には12か所(千代田区、三鷹市、足立区、町田市、墨田区、豊島区、八王子市、渋谷区、杉並区、府中市、大田区)に事業所を構えており、どれも駅から10分圏内と交通の便が良いところにあります。
「ウェルビーの評価」
就職実績:
『ウェルビー』は累計の就職者数が6,702名(2012年度〜2023年度)とトップクラスの実績を持ち、多くの利用者を就職させています。
定着率:
91.3%の半年定着率は業界内で高い水準を示しています。これは、『ウェルビー』が就職後も継続的なサポートし、利用者が職場に適応しやすい環境を作り出していることを意味しています。
サービスの種類・内容:
『ウェルビー』では自己コントロールを見つけ気持ちを穏やかにするセルフケアプログラムや、実際のオフィスワークを想定した訓練を行い、求人検索、短期間で就労に必要なスキルを身につけることができます。
また、WITと呼ばれるe-ラーニングシステムを用いて、より実践的なPCのスキルを身につけることも可能です。WITでは、タイピングやOfficeなどの基本的なものから、プログラミングやAdobe、英会話といったスキルも学習することができます。
交通費の支給、昼食の提供:
『ウェルビー』はカロリー計算されたヘルシーで栄養バランスのとれた昼食の提供を行っています。交通費の支給はありませんが、都内にある『ウェルビー』の事業所の大半が、無料券を利用して通える場所にあります。
総合評価
『ウェルビー』の就職実績や定着率は業界トップクラスで、多くの利用者が安定して働くための適切なサポートを受けられていることを示しています。栄養バランスのとれた昼食による健康面への支援も行っています。
交通費の支給はないものの、都営交通(無料券が利用できる)で通える場所に事業所があることから、通所にかかる費用も抑えることができます。
さらに、WITなど、独自のプログラムとカリキュラムは、実社会で必要とされるスキルの習得を可能にしており、これらの要素を総合すると、『ウェルビー』は就労移行支援事業所として高い評価を得るに値する事業所です。
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2位 ミラトレ
2位は『ミラトレ』を紹介いたします。
『ミラトレ』はパーソルグループの特例子会社である、パーソルダイバースが運営しています。事業所は首都圏を中心に展開しており、東京都では3か所(台東区、品川区、武蔵野市)で事業所を運営しています。
就職実績:
『ミラトレ』は全国平均就職率53%に対して、86%の高い就職率となっています。これは『ミラトレ』が行うサポートとプログラムの質の高さを示しています。
定着率:
就職後は定期的な面談や、体調管理、職場の上司との面談、家族の支援など包括的なサポートを行っており、『ミラトレ』の定着率は95%と、業界内でもかなりの高水準となっています。これは『ミラトレ』が行っている就職後のサポートが非常に効果的であり、利用者が職場に適応し、安定して働くために適切な支援が行われていることを意味します。
サービスの種類・内容:
『ミラトレ』では、事業所を実際の職場に見立てた疑似就労というグループワークがあります。このワークでは、コミュニケーションスキルやビジネススキルなどを実践します。実践することで見つかった、自分の得意不得意や課題の対処法をスタッフと一緒に考え改善し、スキルアップしていきます。就職前に疑似的に就労することで、長く働く力を高めることができます。
また、パーソルグループの豊富なノウハウを活かし、就職・定着につながるプログラム、業界最大級の求人数と就活サポートなども強みとなっています。。
交通費の支給、昼食の提供:
『ミラトレ』では、昼食代と交通費は共に自己負担となっています。都営交通で通える事業所もあるので、そこなら交通費はかかりません。
総合評価
『ミラトレ』の高い就職率と定着率は評価できるポイントです。特に定着率はほかの事業所と比べても際立っており、利用者が長く安定して就労を続けられるように、適切なサポートを行っていることを表しています。
交通費や昼食代は自己負担ですが、これらが負担にならない方にはおすすめの事業所です。
3位 Neuro Dive
3位は『Neuro Dive』の紹介です。
『Neuro Dive』はパーソルグループの特例子会社である、パーソルダイバースが運営しています。事業所は全国5か所に展開しており、東京都では2か所(秋葉原、渋谷)で事業所を運営しています。
就職実績:
2019年に秋葉原事業所が開所して以降、全国に事業所を展開しており、それに伴い就職者数も着実に増加しています。
2020年度:2名
2021年度:18名
2022年度:28名
累計の就職者数はほかの大手と比べるとまだ少ないですが、毎年度着実に実績を伸ばしているということは『Neuro Dive』のプログラムの効果的であることを示しています。
定着率:
『Neuro Dive』の定着率は96.9%となっており、かなり高い水準です。
『Neuro Dive』の卒業生の8割以上は、データ分析やシステム開発など、専門性の高い仕事に就いており、大手企業や最先端テクノロジーを扱う企業に就職している方もいます。
そのなかでこの定着率の高さは、専門性の高いスキルを実務レベルでしっかりと身につけることができている証明になります。
サービスの種類・内容:
『Neuro Dive』では、IT業界の経験があるスタッフのサポートを受けながら、AI・機械学習などの先端IT分野を学ぶことができます。
さらに、ITアドバイザーが学習計画に基づいて、5,500以上もの講座の中からその利用者にとって必要な100講座程度を選ぶため、着実にスキルアップにつながる質の高いカリキュラムと言えます。
ここの卒業生の8割が、ITの専門性を活かした仕事に就いており、9割以上が定着していることからも『Neuro Dive』のカリキュラムの質の高さが分かります。
交通費の支給、昼食の提供:
『Neuro Dive』では、昼食代と交通費は共に自己負担となっています。秋葉原事業所は都営交通で通えるので、そこなら交通費はかかりません。
総合評価
『Neuro Dive』は先端ITなどが学べる専門性と、高い定着率が評価ポイントです。
特にAI・機械学習を就労移行で学べるのは貴重で、その点も評価できます。
高い定着率も利用者が身につけた専門スキルが活きていることを示しています。高度なITスキルに興味のある方にとっては最適の事業所だと言えます。
4位 ココルポート
4位は『ココルポート』です。
『ココルポート』は全国に72か所で事業所を展開しており、東京都では14か所(立川市、国分寺市、町田市、目黒区、足立区、北区、葛飾区、武蔵野市、調布市、荒川区、府中市、八王子市、板橋区)で事業所を運営しています。
就職実績:
『ココルポート』の累計就職者数は3,724名(一般就労)と過去に数多くの利用者を就職させてきました。
定着率:
『ココルポート』の就労定着支援サービスでは、就業面・生活面・体調面などの就労の土台となる部分からしっかりとサポートしています。その結果、定着率は87.0%の高い数字になっています。
サービスの種類・内容:
『ココルポート』は数多くの訓練プログラムがあり、その数は555種類以上と業界トップクラスの数字です。
プログラムにはPCスキルからビジネスマナー、セルフマネジメント、就職活動支援まで含まれており、利用者が就労に向けて必要なスキルを幅広く身につけることができます。
このプログラムの豊富さは利用者に幅広い選択肢を提供しています。
交通費の支給、昼食の提供:
『ココルポート』には交通費応援制度とランチ応援制度というものがあります。交通費応援制度では、公共交通機関を利用して通所する利用者を対象に、月1万円を上限とした交通費の支給を行います。
ランチ応援制度では昼食があります。また、各事業所にはドリンクサーバーも設置されています。
総合評価
『ココルポート』は豊富な訓練プログラムを提供しており、利用者一人ひとりのニーズに対応するための大きな強みとなっています。
就職実績や定着率は高い水準であり、交通費や昼食の支援は利用者の経済的な負担を軽減しています。
全体的には、個別のニーズに対する丁寧な対応と豊富なプログラム、経済的な負担の少なさが評価できます。
5位 atGPジョブトレ
5位は『atGPジョブトレ』の紹介です。
東京、大阪、名古屋、横浜で事業所を展開しており、都内では6か所(千代田区、文京区)で事業所を運営しています。
就職実績 : ★★★☆☆
『atGPジョブトレ』は1事業所あたりの平均年間就職人数が全国平均の7倍にあたる24名という高い水準となっています。適切なサポートが行われていることが分かります。
定着率: ★★★★☆
年間91.4%の定着率も高い水準であり、長期的な就労に向けた効果的な訓練と就職後の適切なサポートが実施されていることを表しています。
サービスの種類・内容: ★★★★☆
『atGPジョブトレ』では、障害別コース制を採用しており、個々の障害特性に合わせた独自のカリキュラムを提供しています。
コース制を取り入れることにより、利用者一人ひとりのニーズに対応する支援を行うことができます。
交通費の支給、昼食の提供: ★★☆☆☆
『atGPジョブトレ』では、交通費の支給と昼食の提供は行っていません。
しかし都内にある『atGPジョブトレ』の事業所はすべて都営交通で通える場所にあります。なので東京都が発行する無料券を利用すれば交通費はかかりません。
総合評価
『atGPジョブトレ』は障害別コース制による個別対応の強みを持ち、多くの就職者を出し、高い定着率を達成しています。
利用者のニーズに合わせ、各コースで専門的なプログラムを提供して、結果を出している点は高く評価できます。
交通費の支給はありませんが、都内にある事業所は無料券を利用して通所できる場所にあるので、交通費が負担にならないことも評価できます。
まとめ
今回は東京都にある、おすすめの就労移行支援事業所をランキング形式で紹介しました。
東京都には300以上の事業所があり、どれを選んでいいのかわからず疲弊することもあるかと思います。ですがそこで投げやりにならず、しっかりと選びましょう。
就労移行支援を受けられるのは原則2年と決まっています。合わない事業所で時間を無駄にしないためにも、事前に事業所の見学や体験、資料請求などを行って、その事業所の支援内容や訓練内容が自分に適しているのかをしっかり調べて、悔いのない選択をしましょう。