ニートの息子さんをどうにかしたいとお考えの親御さんへ

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ニート 息子

皆さん、こんにちは。みらいねっとキャリア就労支援員の『バタやん』です。

この記事を読んでいるあなたは、

自分の息子が、何年も部屋に引きこもりの状態。
働いてほしいけど、どのように接すればいいかわからない。
息子の将来が不安だ。

このような状態ではありませんか?

このような状態にある親御さんにとっては、息子さんの将来に対する願いやサポートしたい気持ちは強いことでしょう。

そこで、この記事ではニートの息子さんをどうにかするためのアプローチや考え方を共有していきます。まずは焦らずに冷静になり、以下のポイントに目を向けてみてください。

※ニートという言葉は、若者が働かずに引きこもっている状態を指す言葉として一般的に知られています。

ニートになった原因

ニートになってしまい、長い間、社会との繋がりを失ってしまうと、自信がなくなっていきます。その結果、全く外界に興味がなくなり、自分の世界観だけですべてを判断するようになります。

これは、過去の失敗や傷心などが原因で、少しづつ自己肯定感が消えていった結果です。

自己肯定感とは『自分を認める』感覚のことで、自己肯定感が高い人は自分には価値があると思っており、どんどん行動に移すことが出来るのですが、逆に、自己肯定感が低い人は、自分には価値がない、力がないと考えており、行動してもどうにもならないといった感覚になってしまいます。

このような状況から息子さんが抜け出すためには、以下の方法が有効です。

コミュニケーションを取る

ニートになり、外の世界をシャットアウトしているお子さんの唯一の繋がりは家族です。親子間や兄弟間でコミュニケーションが取れるのでしたら、出来るだけ話をして下さい。

ただし、決して口うるさく言わず、息子さんを理解するためにという思いで接して下さい。

親御さんが相談できる支援機関を探す

相談できる支援機関は数多くあります。例えば、各都道府県に設置されている子供・若者総合相談センター、地域若者サポートステーションなどがあります。現状を説明し、今後どうすべきかアドバイスを受けてください。

行政の支援機関の他、同じような経験をした親同士が集まる『オンラインコミュニティ』や『SNSグループ』などの『家族会』で、同じような経験をした親御さんたちの声を聞くことも有益です。彼らの経験やアドバイスから学ぶことができるかもしれません。

オンラインで出来る支援機関を探す

親御さんは支援機関がどこにあっても行くことが出来ますが、ニートの息子さんを支援機関に連れて行くことは難しいと思います。ですので、息子さんには、オンラインで相談できる支援機関を探してください。

ただ1回だけの相談では心の変化が生まれませんので、定期的な面談が必要になります。毎日のメールやチャットでの連絡、ZOOMやスカイプなどの月数回の面談を繰り返すことで徐々に心のバリア―が取れていきます。

障害福祉サービスの就労移行支援を利用してみる

障害福祉サービスには『訓練系・就労系』と言われる『働くこと』に特化したサービスがあります。ここでは、それらについて簡単に説明します。

1.自立訓練(機能訓練)

自立した日常生活又は、社会生活が出来るよう、一定期間、身体機能の維持、向上のために必要な訓練を行います。

2.自立訓練(生活訓練)

自立した日常生活又は、社会生活が出来るよう、一定期間、生活能力の維持、向上のために必要な支援・訓練を行います。

3.就労移行支援

一般企業等へ就労を希望する人に、一定期間、就労に必要な知識及び能力の向上のために必要な訓練を行います。

4.就労継続支援(A型)

一般就労での就職が困難な人に、雇用して就労の機会を提供するとともに、能力等の向上のために必要な訓練を行います。

5.就労継続支援(B型)

一般就労での就職が困難な人に、就労する機会を提供するとともに、能力等の向上のために必要な訓練を行います。

6.就労定着支援

一般就労に移行した人に、就労に伴う生活面の課題に対応するための支援を行います。

上記の支援は、通常は施設へ通所して訓練を行うのですが、『3.就労移行支援』に関しては在宅でも訓練が可能になります。

参照元:厚生労働省

在宅型の就労移行支援でオンライン支援を受ける

在宅型の就労移行支援では、全ての訓練をオンラインで完結出来ます。支援員とのやりとりは、電話、メッセージアプリ、メールなどを使うことで訓練時間中はオンラインでいつでもつながることができます。

定期的な面談もZOOMを活用することで家にいながら顔を合わせた面談ができます。利用者の許可があれば、自宅での訪問支援を受けることも可能です。

ニートの息子さんを支援機関に連れて行くことが難しい場合は、こうしたオンラインで定期的な支援が出来る就労移行支援を活用することがオススメです。

当事業所の実例

当事業所には高校を卒業して以来、ずっとニートの利用者さんがいました。その方も親御さんの相談から始まり、本人とのZOOM面談を経て利用がスタートしました。

当初は頑なに対面を断っていたのですが、数か月経った頃から訪問、時には事務所に来てくれるようになりました。

これは、一定期間、支援員とのオンラインでのやり取りを続けた成果です。1回だけの相談では到底難しいものです。

そのニートの方は、通勤で会社に行くことは出来ないと判断し、完全在宅での就職を希望されました。現在は、事務職として立派に勤務されています。

就労移行支援の選び方

就労移行支援は全国に3000以上もあり、都道府県別で考えても大変な数です。全てを調べることは出来ませんが、必ず以下の要件を満たす事業所を探してください。

1.在宅訓練に対応しているかどうか
2.規模が大きいこと
3.運営歴が長いこと
4.毎年の就職者数を開示していること

1.在宅訓練に対応しているかどうか

就労移行支援では在宅訓練に対応している事業所とそうでない事業所があります。ニートの息子さんの社会復帰には必ず必要です。しっかりと確認するようにして下さい。

2.規模が大きいこと

企業規模が大きいと、それだけ使える予算が潤沢にあります。プログラムの開発や人材育成、設備投資などあらゆる面で有利です。また全国経営している事業所は全国の事業所から情報が入りますから、ノウハウの量が違います。

3.運営歴が長いこと

運営歴が長いと、それだけ色々な利用者を支援してきたということです。問題解決方法も豊富ですし、人材も豊富になります。ですので、出来るだけ長く経営している事業所をチェックしましょう。

4.毎年の就職者数を開示していること

事業所によっては、就職者と定着率を開示しているところと、していないところがあります。当然、開示している事業所の方が信頼できます。

これらの条件が満たされた事業所の資料を請求し、見学されて下さい。見学されたあとは、スタッフの対応や施設の中を細かくチェックします。同時に2か所以上を見学、比較されるのもいいでしょう。

オススメの就労移行支援

上記の条件を満たす就労移行支援事業は、リタリコワークスとウェルビーの2社になります。

どちらも全国展開しており、運営歴が他の事業所と比べてダントツに長く、ノウハウも豊富です。

就労移行支援を探す場合は、まず、お住まいの地域にこの2社があるかどうかを探してみましょう。もちろん、他の事業所も複数でてくると思いますが、上記の理由よりこの2社を選んでおけば間違いありません。

他の事業所については、リタリコワークスとウェルビーの資料請求、見学をされた後、訓練内容や気になる部分について比較されると良いと思います。

あなたの就職活動が上手く行くことを祈っています。


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