障害のせいで仕事が続かない~障がいを持つ人が働きやすい職場の探し方、見つけ方~

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障害のせいで仕事が続かない
当事業所の利用者の方でコミュニケーションが弱く、そのせいで過去何度も辞職を繰り返す人がいました。

頭では続けないといけないと分かっていても、どうしても嫌になり辞めてしまう。

職務経歴書に収まり切れない程の会社名が、数か月スパンでコロコロと変わっている・・・もうどこも雇ってはくれないかもしれない。

本当は安定的に働きたい。でも自分に合う職場はこの日本には存在しないのではないか?そう考えていた人です。きっと同じ境遇の人がいると思います。あなたはどうでしょうか?

でも決して諦めないでください。必ず自分に合う職場はあります。

この記事では、こうした悩みを持つ障害者の方が、自分を知ることや就労移行支援を受けることで、安定的に働けるようになるために必要なことや、職場探しのポイントを詳しく解説します。

『自分にあった働く』を見つけましょう♪

『どのような就職活動をすればいいのかわからない?』
『自分にあった職場って本当にあるの?』
『一歩踏み出せない』

こうした悩みを持った多くの人が、『自分にあった働く』を見つけています。

将来、真剣に就職を考えている方は、後悔しないように、先ずは資料請求からはじめてみませんか?

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仕事が続かないのは病気が原因とは限らないことが多い

仕事が続かないのは病気が原因とは限らないことが多い
一口に障害と言っても、人によって様々です。この障害だから、この仕事が出来ないとは断言できません。

冒頭のコミュニケーションが苦手で仕事が続かない人も、あるグループの人達にはスムーズにコミュニケーションが取れるのに、別のグループの人達とは全くダメという場合がありました。

具体的には、プライベートで付き合う人では大丈夫なのに、仕事関係の人ではダメという感じです。

でも、これは普通に起こりうることで、誰でもそうなるんです。特に仕事を始めたばかりの人などはそうですね。

しかし、接する時間、回数が増えることで次第に慣れていき、段々と気心が知れて、コミュニケーションが上手く取れるようになっていきます。

障害のせいで・・・と訴える人は、もう少し頑張っていれば慣れていたかもしれないのに、途中下車してしまった人が多いのです。

その原因には病気だけではなく、本人の持って生まれた性質(性格)も大きく関わってきます。

この場合、途中下車してしまうポイントを集中的に訓練することで、長く働くことが出来る人も大勢いるのです。

もし、ここまま仕事が出来なければ、あなたの将来はどうなりますか?

もしこのまま仕事が出来なければあなたの将来はどうなりますか?
仕事を途中で辞めてしまう人は、再び家の中に閉じこもるパターンが多いです。上記の方も仕事を辞めた後、なかなか外に出られない状況が続きました。

幸い、親御さんも顕在で、経済状態が割としっかりしており、金銭的な問題もない環境だったので、生活をするにはそこまで困ることはありませんでした。

では、このように現在が大丈夫な人も将来的にずっとその状態が続いていくかといえば、そうではありません。

当然に、ご両親は先に亡くなりますし、年金だってどうなるか誰にも分かりません。自身も老いていきます。

私たち支援員の立場から言えば、現状の生活が安定していたとしても、自身のスキルで一つのしっかりした仕事を持ち、日々の生活を送られる状況が断然いいと思っています。

仕事が長続きしないという人は、もう一度、本当に今のままでいいのか?ご自分の将来を考えて見て下さい。

先ず自己分析が大事~自分を知るということ~

先ず自己分析が大事
働くということは、ある程度自分の生活が縛られるようになります。これはどんな人でも同じです。

縛られることが難しいという人は、一定時間同じことを繰り返す訓練が必要になります。

仕事が続かないという人は、ご自分の苦手な部分を徹底的に洗い出す必要があり、その部分をある程度時間をかけて訓練することが大切です。

なぜ、長続きしないのか? 人によって色々なパターンが存在し、その人にしか、その苦しみがわかりません。

例えば、通勤で長時間乗車するのが嫌だったから辞めたのか? 電車やバスの中の人が嫌なのか?

仕事が長続き出来ない原因を徹底的に調べ上げます。

苦手な部分を徹底的に洗い出す方法『ブレインダンプ』~頭の中の棚卸をしよう!

自分の苦手部分を徹底的に調べる方法に『ブレインダンプ』という方法があります。これは自分の思っている『好きなこと』、『嫌いなこと』を出来るだけ多く書き出す方法です。

ブレイン=脳みそ
ダンプ=捨てる

つまり、自分の中にある考えを外に吐き出すということです。

やり方はいたってシンプルで、メモ帳やノートに自分の好きなことや嫌いなことを思いつくままに書きなぐって行きます。

特に『嫌いなこと』が大事で、なぜかと言えば、この嫌いなことを避けることができると上手くいく可能性が高くなるからです。

例えば、人混みが嫌いなら、人が少ない職場を選べばいいですし、通勤が嫌いなら在宅ワークを選べば良いわけです。

また、ブレインダンプには良い副産物も生まれます。自分では気が付かなかったことが好きであったり、思いもよらない言葉が出てくることで新しい自分の側面を発見できたりもします。

ブレインダンプの具体的なやり方は下記のような感じで思いつく限り書いていきます。

例)
好きなこと        嫌いなこと
ゲーム          満員電車
インターネット      人混み
イラスト         会社
一人           大勢

自分で出来ない人は、就労移行支援の力を借りよう

自分で出来ない人は、就労移行支援の力を借りよう
自分の力で自己理解をすることは、人によってはかなりハードルが高い場合があります。そうした場合は、障害福祉サービスを是非、利用して下さい。

特に障害者の就職に特化した障害福祉サービスに『就労移行支援』があります。これは一般企業に就労を希望する人に、一定期間、就労に必要な知識及び能力の向上のために必要な訓練を行う場所です。

ブレインダンプという名称は使わないかもしれませんが、自己理解をするプログラムは、どの就労移行支援もあります。

自分一人でやるより、スタッフの皆さんと一緒にやった方が楽しく、沢山のキーワード出てくることが多いです。また、就労に関するプログラムも豊富にありますから、自分の弱い箇所をじっくり学び、訓練することが出来ます。

当就労移行支援の実例

当就労移行支援の実例
上記のコミュニケーションが苦手な人のブレインダンプを徹底的にしてもらい、以降の就職活動に活用していきました。

我々スタッフに対しては不自由なくコミュニケーションが取れていたことから、慣れるまでの間、どのように心を安定させるかが課題でした。

面談などはスタッフのローテーションを毎回変え、適度の緊張を持ってもらうことからスタートしました。また、自宅ではZOOMなどを使い、常にだれかとお話しできる体制を整えるようにしたのです。

その他は、他の利用者さんと同じでe-ラーニング、座学を並行して行い、実際の就職活動の際は面接練習をかなり密にこなしていきました。

1年くらいかけて就職面談まで訓練を継続したのですが、最後の時期は、以前とは比較にならない程コミュニケーションが取れる様になっていました。

企業も通勤型ではなく在宅ワークのみを選び、無事に採用されました。今でも問題なく仕事をされています。

就労移行支援を利用することで得られるメリット

就労移行支援を利用することで得られるメリット
就労移行支援は何といっても障害者に特化した就労養成機関です。様々な障害に合わせてカリキュラムがありますし、就労移行支援を経て就職された人が多いので、そのノウハウはやはり強いです。

一般の転職エージェントや転職サイトなどは、就職、転職に対して素晴らしいノウハウがありますが、こと障害者の就労に関してはどうしても不得手な部分が多いようです。

また、就労移行支援には企業とのつながりがあるところもあります。

制度上、基本的には就労移行支援は職業の斡旋は行っていませんが、過去、採用された人がいる企業とは定期的に連絡を取っていますし、そのようなつながりがゼロの状態から新しく応募する人もかなり有利になります。

障害をお持ちの方で、真剣に将来、就職を考えている人は、是非、お近くの就労移行支援を尋ねられてください。きっと、別の未来が待っていると思います。

就労移行支援の選び方

就労移行支援は全国に3000以上もあり、都道府県別で考えても大変な数です。全てを調べることは出来ませんが、必ず以下の要件を満たす事業所を探してください。

1.在宅ワークに対応しているかどうか
2.規模が大きいこと
3.運営歴が長いこと
4.毎年の就職者数を開示していること

1.在宅ワークに対応しているかどうか

就労移行支援では在宅ワークに対応している事業所とそうでない事業所があります。しっかりと資料請求や見学の段階でチェックしておいてください。

2.規模が大きいこと

企業規模が大きいと、それだけ使える予算が潤沢にあります。プログラムの開発や人材育成、設備投資などあらゆる面で有利です。また全国経営している事業所は全国の事業所から情報が入りますから、ノウハウの量が違います。

3.運営歴が長いこと

運営歴が長いと、それだけ色々な利用者を支援してきたということです。問題解決方法も豊富ですし、人材も豊富になります。ですので、出来るだけ長く経営している事業所をチェックしましょう。

4.毎年の就職者数を開示していること

事業所によっては、就職者と定着率を開示しているところと、していないところがあります。当然、開示している事業所の方が信頼できます。

これらの条件が満たされた事業所の資料を請求し、見学されて下さい。見学されたあとは、スタッフの対応や施設の中を細かくチェックします。同時に2か所以上を見学、比較されるのもいいでしょう。

オススメの就労移行支援

上記の条件を満たす就労移行支援事業は、リタリコワークスとウェルビーの2社になります。

どちらも全国展開しており、運営歴が他の事業所と比べてダントツに長く、ノウハウも豊富です。

就労移行支援を探す場合は、まず、お住まいの地域にこの2社があるかどうかを探してみましょう。もちろん、他の事業所も複数でてくると思いますが、上記の理由よりこの2社を選んでおけば間違いありません。

他の事業所については、リタリコワークスとウェルビーの資料請求、見学をされた後、訓練内容や気になる部分について比較されると良いと思います。

あなたの就職活動が上手く行くことを祈っています。

リタリコワークス


リタリコワークスは業界最大手の就労移行支援です。2005年12月に創業。2008年に就労移行支援をスタートしました。2023年で15年の運営歴です。

全国の就労移行支援数 122センター
事業所エリア数 18事業所
半年定着率 91.3%
2021年度 就職者数 1,712名

無料で就職相談を受ける

ウェルビー

 

ウェルビーは業界第2位の就労移行支援です。2011年12月に創業。2012年に就労移行支援をスタートしました。2023年で11年の運営歴です。

全国の就労移行支援数 108センター
事業所エリア数 30事業所
半年定着率 91.3%
2022年度 就職者数 973名

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