皆さん、こんにちは。みらいねっとキャリア就労支援員の『バタやん』です。
このページをご覧のあなたは、
就職したいけど、体調が不安定で一歩踏み出すことができない。
仕事はしたいけど、外に出れない。
短時間でもいいので働きたい。けど、身体が動かない。
このような状態ではありませんか?
このような状態の人は、自信の欠如や過度な不安、精神的な問題で、頭では行動しようと思っていても、なかなかその壁を超えることができません。
その壁は、あるキッカケや人の支援によって、乗り越えることが出来る時期が来るのですが、一人でそれを見出すことは難しいのです。
このブログでは、そのような状態で苦しんでいる人たちに向けて、働きたいという気持ちを持ち続けるための支援やアドバイスをご紹介していきます。
無理やりやろうとしても、うまくいくことはない
頭ではわかっているけど、身体が言うことを聞かないといった時期は、何をやっても効果がありません。
多くの人が、障害や漠然とした不安を考えてしまい、何かやろうと頭でわかっていても身体が重く言うことを聞いてくれません。
そうしたときは焦りすらも沸いてこず、ただ布団で寝ているしかありません。
もし、あなたが似たような状態なら、ウーンと休んで下さい。もうこれ以上寝れないというくらい寝て待ってください。必ず、自分から起き上がる時期が来ます。
その時までは、ゆっくり休みましょう。きっと神様が休みなさいと言っている時期なのです。
何かのきっかけで動けるようになったら
障害の状態が軽くなったり、何かがきっかけで考え方が変わったりしたとき、身体がすっと動ける時期がきます。
これは人それぞれで、その理由もタイミングも違います。
そんな時期が来たら、まずは以下のようなポイントで改めて自分を見つめ直してください。
自分の障害について
自分が本当に何が好きなのか?
将来、どのような状態になっていたいのか?
やりたくないことは何なのか?
私は、多くの人にとって、将来どのような状態になっていたいのか? やりたくないことは何なのか?
この2つがとても大事に思えました。
私は『やりたくないこと』を紙に書き出し、将来、その事柄を避けるための仕事選びをしようと伝えていきました。
好きなことより、長続きできる仕事選び
『やりたくないこと』を書き出し、どのような仕事があるのかわかっても、人はどうしても『好きなこと』を選びがちです。
でも本当に大事なのは、体調が不安定ながらでも、長期的に出来る仕事を選ぶことがとても大事になっていきます。
具体的な業種や職種は、人それぞれで一概にこれこれですというふうには言えないのですが、努力を重ねて行けば、必ずその人にあった仕事に巡り合うことができます。
人に頼ることは大切なことです
いざ、働こうと思っても最初は何をしていいかわからないと思いますが、もし、あなたが自分一人で就職活動をやれると考えているならば、1回チャレンジしてみてもいいでしょう。
一人では無理だと最初から思っている人や、チャレンジしてみて一人では無理だとわかった人は、どんどん人に頼ってください。
経験や知識のない事柄を無理に頑張って進めるよりも、人に頼った方が断然スムーズに事が運ぶからです。
人に頼り辛いと思っているなら、公的なサービスを使ってください。
公的なサービスの中には障害福祉サービスというものがあり、その中には障害のある方が安心して長く働けるように支援するサービスも用意されています。
障害福祉サービスはどんなものがあるの?
障害福祉サービスには『訓練系・就労系』と言われる『働くこと』に特化したサービスがあります。
ここでは、それらについて簡単に説明します。
自立訓練(機能訓練)
自立した日常生活又は、社会生活が出来るよう、一定期間、身体機能の維持、向上のために必要な訓練を行います。
自立訓練(生活訓練)
自立した日常生活又は、社会生活が出来るよう、一定期間、生活能力の維持、向上のために必要な支援・訓練を行います。
就労移行支援
一般企業等へ就労を希望する人に、一定期間、就労に必要な知識及び能力の向上のために必要な訓練を行います。
就労継続支援(A型)
一般就労での就職が困難な人に、雇用して就労の機会を提供するとともに、能力等の向上のために必要な訓練を行います。
就労継続支援(B型)
一般就労での就職が困難な人に、就労する機会を提供するとともに、能力等の向上のために必要な訓練を行います。
就労定着支援
一般就労に移行した人に、就労に伴う生活面の課題に対応するための支援を行います。
一般企業の就職なら就労移行支援
このブログをご覧のあなたは、きっと一般企業へ就職したいと思われていると思います。そのような人へ用意されている障害福祉サービスは『就労移行支援』になります。
就労移行支援は簡単に言ってみれば、就職するための学校のようなもので、就職に役立つPCのスキル、座学、面接指導、グループワークなどを訓練する場所になります。
事業所の分類は、施設の利用形態として通所型と在宅型に分かれており、訓練内容として一般型やプログラミングなどの専門型に分かれています。
多くの事業所が通所型ですが、コロナ禍以降、在宅型にも対応する事業所が増えてきました。
就労移行支援の選び方
就労移行支援は全国に3000以上もあり、都道府県別で考えても大変な数です。全てを調べることは出来ませんが、現役の就労支援員の立場から以下のアドバイスがあります。
・規模が大きいこと
・運営歴が長いこと
・毎年の就職者数を開示していること
・在宅訓練に対応しているかどうか
規模が大きいこと
企業規模が大きいと、それだけ使える予算が潤沢にあります。プログラムの開発や人材育成、設備投資などあらゆる面で有利です。また全国経営している事業所は全国の事業所から情報が入りますから、ノウハウの量が違います。
運営歴が長いこと
運営歴が長いと、それだけ就職者の数も多いということです。就職先のコネクションも人脈も豊富になります。ですので、出来るだけ長く経営している事業所をチェックしましょう。
毎年の就職者数を開示していること
事業所によっては、就職者と定着率を開示しているところと、していないところがあります。当然、開示している事業所の方が信頼できます。
在宅訓練に対応しているかどうか
就労移行支援では在宅訓練に対応している事業所とそうでない事業所があります。しっかりと確認するようにして下さい。
これらの条件が満たされた事業所の資料を請求し、見学して下さい。見学されたあとは、スタッフの対応や施設の中を細かくチェックします。同時に2か所以上を見学、比較されるのもいいでしょう。
ここでは全国展開している代表的な3つの就労移行支援事業所をご紹介します。ぜひ、資料請求、無料相談をされてください。
1.ウェルビー
⇒全国108センター 就職者実績 累計6,418名 昼食提供あり!!
2.ミラトレ
⇒障害者向け就職支援サービス『dodaチャレンジ』と連携! 就職率85%(全国平均が53%)
3.LITALICOワークス
⇒全国122センター 就職者実績 累計13,000名