自分に合う仕事ってなんだろう?
どんな職業を選べばいいのだろう?
適性って何?
こうした疑問をお持ちではないですか?
趣味などは自分で自由に『やる・やらない』を決めることができますが、就職して一般企業に務める場合などはこの自由はありませんね。
一般就労であろうと、障害者雇用であろうと一定の拘束時間があり、制約が存在します。
一方で、その仕事は決して好きではないけれど、安定して長期的にできる職業があります。
現在、何年も継続して勤務できている人は、その人の適性が職業とマッチしており、それが可能になります。
今の仕事が合わないんだけど、辞めることができない。または、今度の転職は安定して長期的に働きたいと考えている人は、このページが役に立つかもしれません。
ぜひ、最後までご覧ください。仕事選びのポイントや適性の見つけ方、障害者の方々に向けたキャリアのアドバイスをお伝えします。
このページをご覧のあなたは、『働きたい。けど、働けない』 このような悩みをお持ちではないでしょうか?
『働けない』と思うことは、悪いことではないですし、あなたの努力不足でもありません。自分の思いだけが先行し、少し立ち止まっているだけです。
必ず、あなたに合った仕事や職場が見つかります。決してあせらず、さまざまな可能性を考えながら自分にできる仕事、職場を一緒にさがして行きましょう。
就労移行支援事業所は、事業所の雰囲気、スタッフの様子、支援内容など特徴がそれぞれ違います。
1つの事業所だけでなく複数の事業所を比較検討されることで、あなたに合った事業所を見つけることができます。
ここでは代表的な就労移行支援をご紹介します。
こちらの事業所を比較検討され、ベストな事業所を選んでくださいね♪
仕事にはパッションは必要か?
例えば、音楽が好きすぎて、音楽家になりたい。 絵が好きなので画家になりたい!
こうした想いで職業を選択する人がいます。自分が恋焦がれているものを職業にすることが出来れば本当に幸せですね。
もし、あなたが熱い情熱を注げる『何か』を持っているなら、一度、チャレンジしてはどうでしょうか?
成功すれば、この先も色々な壁は出てくると思いますが、自分の工夫次第で乗り越えられるかもしれません。
成功しなかったとしても、このチャレンジは後から必ず活きてきますし、別の職業に就いたとしても必ず役にたつはずです。
一度きりの人生。自分の情熱に向かって努力し、夢に向かって進むことで、本当の自分に出会えるかもしれません。
ぜひ、自分の心の声に耳を傾けて、自分らしい道を歩んでみてください。
何をやっていいかわからない人は、自分の強みと弱みを知ろう
上記とは逆で、自分には情熱を注げるものはないといった人は、先ず、自分の強みや弱みを理解することが大切です。
『早く就職したい、採用さえしてくれれば、どこにだって行きます!!』という人がいますが、入社後、必ず違和感を感じ、かなりの人が離職していきます。
中には、入った会社との相性が良く、入社後の仕事に情熱を持つ人も出てきますが、このような人は稀で、極めてラッキーと言えるでしょう。
多くの人が少なからず違和感を持ちながら、いつ退職しようかと考えながら仕事を続けていることでしょう。
このような心情で仕事を続けても、あまり良い成果は出ませんし、やはり精神的にも良くありません。
ですから、自分に合った仕事を見つけるためには、自分の強みと弱みをしっかりと把握することが重要です。
自分の得意なこと、好きなこと、興味を持って取り組めることを知り、それらを活かせる職業を見つけることが、長期的に充実した仕事を見つける近道となります。
自分の強みを活かせる仕事は、やりがいを感じられるだけでなく、成果を出しやすくなりますし、仕事へのモチベーションも高まります。
自分自身を客観的に見つめ直し、自分の可能性を信じて、自分に合った仕事を見つける努力をすることで、理想的なキャリアを築いていくことができるでしょう。
職場環境との相性チェック~働きやすい場所の見極め方
就職する前の段階で、企業の全てを知ることは出来ません。就職はある意味、お見合いに似ています。
どんな性格なのか、どのような癖があるのか? 実際、お付き合いしてみないと分からないことが多いのです。
一旦、結婚してしまうと、なかなか離婚は出来ませんが、就職は退職すればいいわけですからハードルは遥に低いですね。
低いといっても、出来るだけ事前に準備して就職に望みたいものです。
就職前に訓練をしておく
自分の適性を理解し、大まかでいいので就職したい職業をピックアップ出来たら、事前の訓練が必要になります。
例えば、パソコンが好きでIT関連の会社を選んだとしましょう。では、そこでの職業がパソコンを使って、データ入力をひたすら6時間やってくださいと言われた場合、あなたは出来ますか?
ある人は、単純作業が得意で喜ぶかもしれませんが、ある人は、同じ作業を続ける事が苦手で出来ないかもしれません。
またある人は、パソコンは好きだが、人とのコミュニケーションは苦手といった人もいると思います。
就職して勤務を始めた場合、どうしても人と連携して仕事をこなさなければならない場面が多く出てきます。
このようにある程度適性がわかり、職業を絞れたとしても、単純作業やコミュニケーションが出来るための訓練が必要になってきます。
さらに、訓練では職業に求められるスキルや知識を身に付けるだけでなく、実際の職場環境に近い状況でのトレーニングやシミュレーションも行っておくことで、自分が本当にその職場環境に適しているかを確認することができます。
このような事前の訓練を通じて、自分に合った職業を見つけ、職場環境との相性をチェックすることが重要です。
就労移行支援事業所で職業選択と訓練をやりましょう!
自分に向いている仕事や職業を見つけることや、個人で就職に向けて訓練をすることは簡単ではありません。やはり、専門のサポートが必要になります。
一般就職に関する支援機関、例えばハローワーク、転職サイト、転職エージェントなどは、就職のためのスキルアップの訓練、就職活動などはどちらか一方に偏っており、全て兼ね備えているところはありません。
しかし、障害者雇用に関しては、適性判断や職業訓練が出来る場所があります。それが、就労移行支援事業所です。
就労移行支援事業所は、国の障害者福祉サービスを行う施設ですが、民間の会社が運営しています。
この就労移行支援事業所では、利用者一人ひとりの適性や希望を考慮し、専門のスタッフが個別にサポートを行います。職業選択から訓練までトータルでサポートするため、自分に合った職業を見つける確率が高まります。
また、仕事に必要なスキルやコミュニケーション能力を向上させるためのトレーニングも提供されます。利用者の希望や適性に合わせて、カスタマイズされたサポートが受けられるので、成功への道が開けるでしょう。
就労移行支援事業所の選択は重要ですので、よく吟味し、自分に合ったサポートを提供してくれる事業所を見つけることが大切です。積極的に利用し、自分の未来に向けた第一歩を踏み出しましょう。
就労移行支援事業所の選び方
就労移行支援事業所は全国に3000以上もあり、都道府県別で考えても大変な数です。全てを調べることは出来ませんが、現役の就労支援員の立場から以下のアドバイスがあります。
・規模が大きいこと
・運営歴が長いこと
・毎年の就職者数を開示していること
・在宅訓練に対応しているかどうか
規模が大きいこと
企業規模が大きいと、それだけ使える予算が潤沢にあります。プログラムの開発や人材育成、設備投資などあらゆる面で有利です。また全国経営している事業所は全国の事業所から情報が入りますから、ノウハウの量が違います。
運営歴が長いこと
運営歴が長いと、それだけ就職者の数も多いということです。就職先のコネクションも豊富ですし、人脈も豊富になります。ですので、出来るだけ長く経営している事業所をチェックしましょう。
毎年の就職者数を開示していること
事業所によっては、就職者と定着率を開示しているところと、していないところがあります。当然、開示している事業所の方が信頼できます。
在宅訓練に対応しているかどうか
就労移行支援事業所では在宅訓練に対応している事業所とそうでない事業所があります。しっかりと確認するようにして下さい。
これらの条件が満たされた事業所の資料を請求し、見学して下さい。見学されたあとは、スタッフの対応や施設の中を細かくチェックします。同時に2か所以上を見学、比較されるのもいいでしょう。
最後までお読みいただいた方へ
将来のことを考えると色々と不安になりますよね。でも、大丈夫ですよ。しっかりと就労移行の訓練と準備を行えば、自分の強みを活かした就職先が必ず見つかります。
障害や就職について、お悩みがある方は是非一度、各就労移行支援事業所までご相談下さい。